集光型球状シリコン太陽電池について
弊店は、株式会社クリーンベンチャー21が製造している集光型球状シリコン太陽電池を使って
ソーラーパネルモジュールを製造・販売しております。
ここでは、集光型球状太陽電池についてご説明させていただきます。
1.集光型球状太陽電池開発のコンセプト
以前からあった反射鏡なしの球状シリコン太陽電池と平板型
太陽電池を比較すると
※JO 逆飽和電流 ダイオードに逆方向の電圧を掛けた時に本来流れないはずであるが、流れてしまう電流のこと。球状の場合、受光面積が平板の場合に比べて4倍となるためそれに比例して、JOが4倍となるため、開放端電圧値※1VOCが40〜60mV低い。この値がVOC全体の約10%になります。
※1 外部にながす電流が0Aの時の電圧
集光型太陽電池の場合
2.集光型球状シリコン太陽電池の利点
- シリコンを溶融、球形化させるため生産性が高い。
- シリコンの切削工程が無く、集光構造のため原材料が少なくてすみ、製造コストが低い。
- 結晶シリコン利用のため、変換効率が高く、光劣化が無い。
- 基板にアルミを採用しているため割れない。また、曲げることが可能。
などの利点があります。